岡山県労働組合会議

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月別 2017年10月

10.31憲法宣伝

いよいよ、10月も最終日です。憲法宣伝の反応は一向に高まりません。参加者が少ないこともありますが、今日は7人で7筆でした。

今日は、憲法共同センターに組織されてない一般の方々に支えられた宣伝でした。労組の関係は私を含めて2名でした。昼・夜と工夫しながらやっているつもりですがどうやれば集まってくれるのか?思案中です。11月3日には中央集会もあります。たくさんの方が参加されることを願っています。

私たちは恒例の憲法公布記念のつどいに結集します。アベ政治を許さないプラスター宣伝と合わせて、高山佳奈子さんの講演を楽しみにしています。

さてさて、今日は多面的に憲法を語りました。特に「若い人たちに関心を持ってほしい」と率直に訴えたつもりですが、途中で気付いたのですが、どうやら今日はハロウィンで派手な血塗りの顔だったり、奇抜な服装の男女が目立ちます。こちらの方が場違いな雰囲気もあります。年配の方が仲間に話しかけているのに気づきました。どうやら「わかるけど、何にも変わらないよ。無駄だと思うよ」と言っているのが聞こえてきました。年配のご婦人ですがこちらの人がハロウィンの衣装に身を包んだ女性に訴えると署名しているようでした。

こんな時代でも署名に協力していただける方はいます。「北朝鮮との対立を深めると、いつミサイルが飛んで来るかもわからない。対話の姿勢を見せて、ましてや自衛隊を憲法に書き込むなどの行動に出れば、その先はきっと危ない」とも訴えました。

ますます暗くなる夕方宣伝ですが、灯りをつけることも考える必要がありそうです。

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と き:2017年10月31日(火)12時15分~

ところ:岡山駅西口サンステ

10月31日(火)、JAL争議支援共同行動実行委員会は昼休みに岡山駅西口サンステにて整理解雇者165名の職場復帰を求めてチラシを配布、市民に理解と世論を高めるための運動への協力を求めました。4人が参加、チラシは150枚を配布しました。

もう、7年近くに及ぶ宣伝ですが市民は忘れかけているのが現実です。「飛行機の事故、トラブルは頻繁に起きている。最近は部品の落下やエンジンの故障などが報道されている。こうした原因の第1は人減らし合理化など利益第1の航空行政と経営体質にある。ベテランの職員165名を早期に職場復帰させ安全な公共交通機関と再生させたい」と訴えました。

「何をしているのか」と物珍しそうに通り過ぎる人、頷きながらチラシを受け取る人など反応は様々ですが、憲法や最賃の運動以上に通行人の反応が感じ取れます。

「御巣鷹山の飛行機事故を覚えていますか?安全第1の飛行を誓ったJAL経営陣ですが、残念ながらわずか20年で元の放漫経営と労働組合敵視の会社となり、利益第1主義を掲げるようになった。国民の命を守るためにも皆さんに考えてほしい。世論が高まればJALの動かざるを得ない」と訴えました。

 

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とき:2017年10月30日(月)18時30分~

ところ:勤労者福祉センター4階会議室

10月30日(月)、自治体問題研究所の公開講座があり、元林原株式会社の専務で林原靖さんのお話を聞きました。林原と言えば、岡山市民にとって系列会社にカバヤがあり、インターフェロンやトレハースで有名な企業でした。岡山駅前に広大な林原所有の駐車がありました。その会社は2011年2月に破綻し、跡地には突如、イオンモールが立ち、駅前の風貌は大きく変わりました。何故?林原が倒産したのか?未だに謎とされ、その裏には陰謀説さえあります。当事者の林原靖さんからお話を聞く機会を得たことは、その謎に迫りたいという好奇心と同時に、当時は私たちが接することができない岡山の財界の重鎮でもあった人の話を聞けるのは労働運動をするものにとってまたとない機会と楽しみながら参加しました。会場には50人以上が訪れました。

林原氏はこれまでに2冊の本を書いています。「破綻」と「背信」です。これを主題にしながら、今回の講演のテーマは「破綻と背信から希望に向けて」とされました。

最初に元県議会議員の武田英夫さんから林原靖さんの紹介がされました。武田さんは「本が出ているので知っている人も多くいるが、元地方議会にいたものとして林原の問題は寝耳に水であり、街づくりの観点から議会で議論もされなかったことが疑問の出発点だった。うどんの会があり、そこで林原さんとの出会いがあった。当時、NHKのハゲタカファンドが放映され、金融庁、銀行、弁護士などが絡んで良質で文化を大切にしてきた会社が潰される社会が問題視された。林原もそんなハゲタカの餌食にされた。ここに企業と街づくり、銀行などの関係が見えてくる。私たちの運動にとって重要な視点だ」と話しました。

林原さんは「会社は破綻したが、当時、なぜ?と疑問が渦巻いて整理もできなかった。あんな会社潰れて当然、時代遅れの経営、放漫経営などマスコミ報道は過熱して、事業にもとづかない批判と誹謗中傷によって、経営は破綻に追い込まれた。しかし、破綻後の借金返済は100%であり、当時も利益は順調にあり、年間のキャッシュフロー(企業活動や 財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る 資金の流れのこと)も100億円と優良企業だった。技術力も評価され、銀行にとっては成長企業の芽を摘んだことになる。企業と街・銀行の関係は自治体の発展にとって大きい。将来を見据えた企業の育成と街づくりを総合的に考える賢さが銀行になかったと思う」と会社の評価をした上で、街全体としての成長発展の観点から今でも業界や研究会で講演を続けていると話されました。

その上で、「倒産には双方言い分があり、悪く言うつもりはない。今では勉強を重ね、社会の発展を考えるようになった。アベノミクス経済で銀行はお金を貸さないようになった。銀行が考えるのは常に担保であり、企業の総合的な価値を見抜く力を持ってほしい。岡山市もイオンができたが、利益は県外に流出する。県内企業の参入は多くない。雇用も限られ、逆に地元の商店が潰れる悪循環に陥っていないか?考える必要がある。どんな商店でも企業価値は必ずある」と話しました。

林原さんはそうした観点から3つ街発展の原則を提起しました。①世界の中でここにしかないコンセプト、②最高のものを地域と一体となってつくる、育てる、③時間とともに成長する街並み、世界から人が集まる魅力だとしました。

さらに、「大切なことを学んだ。共感することで想像力が深まった。人間進歩の行きつくところは弱い立場に立つことだと確信した。人間不信に陥らなかったことで学び、視野が開けた。男性も女性が化粧をして恥ずかしくない生き方をしようとしていることに学び、自分を生き方を磨き精神を高める必要があると思っている。今は希望をもって社会に貢献できる生き方をしていることに確信がある」と未来を見据えました。

講演後に質問された方が元林原の職員であり、「45歳で会社が破綻して、それから薬剤師になった。苦労したが会社で育ててもらった財産が生きている。林原さんが希望をもって生きていることに感動した」と感想を出されました。

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とき:10.30憲法宣伝

ところ:岡山駅西口サンステ

憲法共同センターは市民共同3千万署名に呼応した「改憲させない・9条守れ」の署名宣伝行動を行いました。総選挙も終わり、立憲民主党が議席を伸ばしましたが、共産党は議席を減らし、社民党は現状維持となったもとで安倍首相は国民に支持されたと言わんばかりに改憲の準備に入るようです。加計・森友学園問題は説明もせず、北朝鮮の脅威を煽った自民党は安倍首相の支持率は下がりましたが議席を維持しました。特別国会では首班指名だけを行い、国会審議は来年に持ち越そうとするだけでなく、野党の質問時間を削減する暴挙に出ています。本来なら麻生副総理の「北朝鮮のおかげで勝利した」発言や加計・森友疑惑解明などやるべきことはたくさんありますが安倍首相にその気はないようです。

今回の質問時間削減で立憲民主党は「審議に応じられない」と言っています。これを梃子に安倍首相は国会を開かないように画策しているかのように見える国会情勢です。

それならばこちらも改憲阻止のための署名と世論結集の運動を強化すべく奮闘するチャンスです。

早速、岡山駅西口サンステに仲間が結集。総がかり運動でつながった組織外の市民も参加しての署名運動となりました。10人で9筆の署名を集めました。勝負はこれからです。暴走政治には国民の安全装置を最大限に働かせる必要があります。

日本大会参加者も憲法や安保条約破棄の運動を広げようと話し合いっています。すでに始まっている憲法宣伝は総選挙で市長選挙や総選挙で出足が遅れました。ポップ、ステップ、ジャンプで言うならステップの段階です。足場を強く踏みしめて飛躍的に署名を集めたいと思います。

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とき:2017年10月28日~29日

ところ:山口県岩国市・防府市

10月28日~19日、山口県岩国市で日本平和大が開かれました。岡山県代表団は24人が参加、マイクロバスで参加するなど代表団は車中で交流しながらの大会参加となりました。強化・拡張された岩国基地の全容を見学する中で、日米安保によって市民が土地と権利が奪われていくアメリカ支配の怖さにため息を付く思いでした。それは同時に日本政府のアメリカ言いなりの姿勢が岩国市に表れているという日米安保の現実でした。

雨の中、遠くに見えるかまぼこ型のドームの中にF/A―18ホーネットかF-35Bステルス戦闘機らしき機影が見えますがかすんではっきりとしません。米軍のゲートと周辺には赤い看板に「ここは日米地位協定により立ち入り禁止」とされ、基地周辺には至る所に基地と米軍住宅が立ち並んでいます。

大会会場の防府市公会堂には800人が台風接近の中参加され、オープニングは地元の「右田ゐ鼓」の演奏で始まりました。

長尾ゆり全労連副議長は開会にあたって、「野党共闘の分断のために希望の党が生まれ、民進党が解党する中でも選挙となったが私たちは逆流を許さずに奮闘した。共産党の議席減もあるが立憲民主党が議席を伸ばし野党第1党となり、市民と野党の共闘にこそ未来があることを示した。自公は3分2の議席を得ましたが、4割の得票で8割の議席を占めるという小選挙区制度の弊害が表れた。しかし国民の45%は改憲を支持せず、戦争はイヤだと言っている。3000千万の全国統一署名をやり切って改憲を許さない大きな国民運動を広げよう。米軍艦載機の130機を日本に常駐させる基地強化は絶対に許されない。軍事国家への道を許さない決意と根源である安保を無くする運動を大いに学びましょう」と挨拶しました。山口県実行委員長の藤永佳久さん(前県労連議長)があいさつ。市民と野党の共闘を発展させようと奮闘されている松田ひろ子さん(市民連合@やまぐち)、那須正幹さん(児童文学者。安倍9条改憲NO!全国市民アクション)が来賓として連帯を表明しました。

主催者報告では千坂純さん(日本平和委員会)が基調報告を行い、参加者の認識を深めると同時に闘いの決意の方向性を示しました。文化行事やミニ学習コーナーもコンパクトにまとめ、参加者を飽きさせない細やかな演出が好評でした。日本に35年も住んでいる映画監督のリラン・バクレーさんは「岩国基地見学会の様子をまとめたレポート映像」を紹介しながら、アメリカ軍の兵士に「何のために基地はあるのか?」と質問すると、「誰も日本を守るためだとは答えない」と話し、日本政府が言っている「ウソ」をコミカルに暴きました。その監督が製作した「ザ・思いやりパート2」が話題となり、地域やグループでの上映会が呼びかけられました。

元自衛隊員で組織する「ベテランズ・フォーピース・ジャパン」の形川健一さんのスピーチも「自衛隊がサンダーバードのような国際救助隊になることを望んでいる。アフリカ・ジプチに派遣され、P3C哨戒機の整備を任されていた。そこで自衛隊は軍隊じゃないと強く思った。自衛隊員の多くは世界に貢献したいと思っている。北朝鮮問題に関わってJアラートがなり、誇大宣伝がされているがミサイルは頭を抱えても防げない」と話しました。

翌日は分科会です。「くらし・原発問題と日米安保」ではそもそも安保とは何か?国民に周知されることもなく、国会で審議されることもなく結ばれたのが安保条約であり、もともとから不平等な条約だ。国民の反対運動が盛り上がり、条約の改定はせず、両国の代表が話し合い、日本はアメリカの要求を次々に飲んで来た」と助言者の二見慎吾さんが損保のそもそも論を話しました。基地反対やオスプレイ配備反対など反対運動は全国にありますが、安保の誕生や本質を話し合う学習の大切さが強調されました。原発も根っこには安保があり、廃炉を求め、損害賠償の裁判闘争などの運動と連帯しながら平和運動として広げることが重要であり、沖縄の名護市長選挙への支援も訴えられました。

分科会が終わると参加者は市役所目の広場に結集して集会を開き、デモ行進を行いました。集会では中央安保破棄実行委員会の東森さんが閉会の挨拶を行いました。参加者は一斉に「9条守れ」「基地強化NO」のプラスターを掲げ、平和を守れの声を上げました。

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とき:2017年10月27日(金)12時15分~

ところ:中国電力岡山支社

10月27日(金)金曜イレブンアクションは久々に秋晴れです。歌いながらデモ行進をしていると、日が照って暑いくらいです。選挙も終わり久しぶりに22人が参加しました。

いつものように、ニュースを紹介。大変残念なことですが韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は、建設を中止していた韓国原発「建設再開」を有識者委員の意見や世論調査踏まえ、建設を中止していた新古里原発5、6号機(蔚山(ウルサン)市)を世論に従って建設再開を勧告しました。残念です。あれだけ北朝鮮のミサイルや核開発に懸念を示しておきながら、原発にミサイルが落ちることなど考えていないかのような判断は明らかに間違っています。韓国の大統領には期待感もあったわけですがこれで吹き飛んでしまいました。安倍政権と同じで国民を犠牲にして憚らない大統領だということを証明したようなものです。これでは逆に国民が哀れだと思う。キチンとした情報が開示されていない証拠だ。

福島県の大熊町では中間貯蔵施設が28日から運用を始めるとのこと。原発事故から暮らしを取り戻す一歩が始まったと言えますが、これからの道のりを考えると気がめいります。

今日の行進では「アビニョンの橋の上で」の替え歌で抗議行動です。「声を出してみんなで歩こう/平和暮らしみんなで守ろう/危険なゴミは埋めたらあかん/声を出してみんなで歩こう/平和暮らしみんなで守ろう/溜めるな炉心原発止めろ/声を出して みんなで歩こう/未来子どもみんなで守ろう」と歌いました。かなり早いテンポなので息が切れました。結構疲れます。

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と き:2017年10月26日(木)18時30分~

ところ:民主会館2階A・B会議室

10月26日(木)、県労会議と県医労連は共催で労働法制の学習会を開きました。講演は人権や労働争議で粘り強い弁護活動をしている則武透弁護士で、県医労連の組合員をはじめチラシを見て参加した一般の労働者など20人が参加しました。

則武先生は「アベノミクス働き方改革を問う」とテーマを5つに分け、その都度、自身の弁護活動や見解も踏まえて、安倍政権の大企業優先の経済政策、労働規制の存在意義、具体的な時間規制と過労死問題や法令違反事例、解雇規制と働き方改革の欺瞞性などについて具体的に話しました。

先生は、「働き方改革と言いながら7本の改悪案をまとめて臨時国会に提出する準備がされていた。岡大の法学部で教えているが、学生は何のために労働規制があるのか分かっていない。学生の内、3割は政府の考えている規制案が正しいと考え幻想を抱いている。特に、能力に応じて評価され、資本主義社会では勝ち残ったものが優遇される社会を当たり前だと思い込んでいる。自分が年を取り、社会的弱者になるとは想像できず騙されていることに気付いていない。まさしく資本主義の強いものが勝つ社会を象徴している」と話しました。

続けて、「労働者の立場は弱い、だから規制がある。日本は労働時間規制のILO1号条約を1919年以来30年間未批准で、47号条約が1935年に出されたときも批准しなかった。1947年に労働基準法ができ1週48時間(後に40時間)の労働制となった。一方で規制緩和も続けられフレックスタイム制や裁量労働、割増賃金の適応除外などがされてきた。規制緩和で年間の総労働時間が減ったと政府は言うが、非正規の労働者が増えたためで年間2000時間以上の労働を強いられている。そのために過労死が増え、年間で813件もの労災が認定されている」と政府の規制緩和を批判しました。さらに、「安倍政権になって、働き方改革という毒饅頭がつくられた。一つは残業代ゼロ制度、もう一つは裁量労働制の拡大だ」と強調しました。

現在、政府は何を考えているのか?と提起した則武先生は、「労使紛争の金銭解決が議論されているが、本来は裁判に持ち込み労働者が疲弊するのを待つなど、圧倒的な力を背景とした企業側の論理がまかり通っている」と労働者保護の視点が弱い司法の問題を指摘しました。最後に「今、何が求められているのか?」として、「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)であり、労使の対等な関係、ブラック企業の法順守、市民・労働者の労働法教育が求められている」と運動を促しました。

参加者から「1年間の労働契約が中途で切られるのは違法か?」「政府の言い方が正しいと思っている人にどう言えば分かってもらえるのか?」などの質問が出ていました。

司会は県医労連の森本書記長でした。

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と き:2017年10月23日(月)17時30分~

ところ:岡山駅西口サンステ

21日ぶりに共謀罪廃止宣伝に取り組みました。7人が参加して、署名は5筆でした。前回の宣伝でもこの程度の集まりでしたが、一度成立した法律は悪法といえども、市民は廃止をあきらめているように見えます。

共謀罪は2017年6月15日、犯罪を計画段階から処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織的犯罪処罰法として成立しました。明らかに憲法違反の法律です。

今日は次のように訴えました。「衆議院選挙が終わって自公政権は口に出して言わなかったが、改憲を目論んでいる。そうなれば、当然、反対運動が盛り上がる。改憲の賛否を問う投票機関には公務員の運動が規制される。或いはお金を持っている権力側は大量の宣伝CMで流すために首謀者は分かりにくいが、反対運動をする側は人海戦術になるので監視され易くなる。そのためにそれを嫌がり、運動が委縮されることになる。今でも冤罪が後を絶たない中で、共謀罪は犯罪者でなくとも逮捕される可能性を持つ。犯罪かどうかは捜査当局が判断するからだ。任意で連行するくらいは簡単だ。それだけ憲法の人権尊重が脅かされているのが共謀罪だ」と解説しながら署名を促しました。

知人が通りかかり、「いつもご苦労様」と声を掛けて行きました。参加した7人の中には久々に宣伝に参加した仲間がいます。助かりました。運動がもっと広がることを願いながら、「チラシを持ち帰って家に帰ってから見てほしい。一緒に声を上げましょう」と訴えました。

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と き:2017年10月23日(月)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
総選挙も終わり、県労会議は通常の宣伝活動を開始しました。10月23日(月)、パート・臨時労組連絡会はディーセントワーク宣伝にとりくみ、最賃の引き上げ、月100時間もの残業を認める法案の撤回、過労死させない働き方の提案、8時間働けばまともな賃金がもらえる制度の実現、働くことが生きがいとなり、社会貢献にもなる働きがいある労働の実現を訴えました。


参加者はチラシを配りながら、「自民党が衆議院選挙で圧勝した。これまで安倍政権は労働法制の規制緩和を強行し、労働者派遣法を改悪、派遣労働を解雇、或いは受け入れられれば補助金がもらえる非正規の労働政策、過労死社会、低賃金で働かせる非正規労働に仕組みをつくってきた。さらに次の国会では残業100時間の容認、残業代ゼロの仕組みなどが「働き方改革」として提案されようとしている。企業の儲けを最優先にし、労働者の労働と暮らしは踏みにじられてきた。最賃を早期に1000円以上に引き上げて全国一律の最賃制度を実現すること、労働時間の短縮して過労死をなくすこと、労働者の暮らしにゆとりを取り戻すことが、地域経済を活性化させ、日本全体の経済を活性化させる」と訴えました。チラシは400枚くらいが受け取られました。署名がないので受け取り易かったのだと思われます。


東京からきている女性が足を止め、「賃金は低すぎる。安倍政権のやっていることはおかしい。こんな運動をしている人がいることにびっくりした。励まされる。岡山に来て良かった」と話しました。

とき:2017年10月21日(土)

ところ:岡山駅さんすて、ビックカメラ前

岡山県労働組合会議の総選挙勝利、野党共闘推進、おかやまいっぽんの支援という方針の下で、組合員の政党支持の自由を保障しながら、野党共闘候補の応援やおかやまいっぽんの活動に結集しながら闘いました。政党支持の自由に基づいて、県労会議の仲間は後援会組織をつくって奮闘した産別や組合の活動が注目されます、労働者後援会は門前配布、岡山駅西口でのプラスターやメガフォンによる宣伝を行いました。おかやまいっぽんの野党統一候補支援では調印式前日の総会に参加しながら、候補者が一度は希望の党へ合流するかに見えた民進党の解散劇の中から、野党共闘に結集した候補者の決意に応え全力で応援する選挙となりました。出陣式、スポット演説への参加、街頭大演説への参加、後援会組織としての支援活動、商店街への練り歩きに参加するなど総力をあげての応援でした。

最終日には候補者自身が野党共闘に感謝し、安倍政権のもとで戦争を絶対にさせてはならない、暮らしを守る選挙として全力で闘うと候補者の決意表明の中、立憲3野党の代表とおかやまいっぽんの共同代表が労をねぎらい、野党共闘の発展をと最後の訴えを行いました。

投票日は雨との天気予報です、投票率が下がること、訴えがどこまで浸透したのかなど、その手応えを確認し、最後の奮闘を呼びかける熱気にあふれた最終日、マイク納めでした。

前回以上に労働者後援会として、電話掛けや宣伝で大奮闘しました。

例年の選挙との違いは「私たちが思っているほど有権者は安倍政権の実態を知らないこと。社会が混乱し、ウソとごまかしが許されるような錯覚に陥り、安倍政権の暴走を不思議に思わない風潮がすくなからず蔓延っていること、有権者は意外に話を聞いてくれ、すぐにはYESとは行かないが話を聞いてくれる」というのが仲間の声です。一方、街頭の反応は決して良いとは言えないものの、チラシの受け取りはまずまずであり、通行人から話しかけてくるケースが見かけられました。

野党共闘への関心もありました。候補者の名前を出すと引き返してチラシを受け取る人、北朝鮮問題で持論を展開する人など様々ですが、市民の意識も政治家任せから自分で考える、人の話に耳を貸すなどの変化も出てきたと思います。野党共闘や総がかり運動の成果でしょうか?一方で、知らせる努力や説得する粘りが求められる選挙にもなりました。

国民全体の漠然とした北朝鮮への不安は、軍備だけでは解決しない方向に向きつつある選挙になったと考えます。ご協力いただいて組合員の皆さん、さらに頑張りましょう。

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