岡山県労働組合会議

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9.2岡山県労働組合会議第29回定期大会

とき:2017年9月2日(土)

ところ:おかやま西河原プラザ

6月から準備して、産別からもご意見をいただきながらすすめて来た県労会議の大会は29回目を迎えました。代議員66名、17組織の参加で大会を成立させ、提案した議案は満場一致で採択されました。大会では全労連から盛本常任幹事、共産党県委員会から植本県委員長、市民本位の市政をつくる会から立候補している矢引りょうすけさんが来賓として挨拶していただきました。大会では12人の代議員が発言、大会宣言案と憲法を守り活かすたたかいの特別決議案を採択して閉会ました。

冒頭に挨拶に立った三上議長(高教組委員長でもある)は4点について話しました。一つは8月18日から3日間続いた全国教育研究集会で県労会議の仲間の支援をいただき成功したことです。近年にない参加者数で実行委員会も地元の奮闘に好印象を持っていることでした。特にレポート数が地元として他県の集会と比べても多く地元団体の報告に助けられたことが成功の力になった話しました。第2兵庫の灘高校が歴史教科書の採用にあたって、つくる会の教科書ではなく、事実に基づいて様々な歴史を多方面から記述している「学び舎」の新規の歴史教科書「ともに学ぶ人間の歴史」を選んだことで右翼団体から脅された問題を取り上げました。教育は安倍政権もとでまともな教科書を選ぶ際にも厳しい環境となっている。これが教育者の現場からの闘いでもある強調しました。3点目は岡山市長選挙について革新的な市民の生活を守る候補者を応援していく必要性を強調しました。最後は組織拡大です。この問題を克服しなければ未来はない。加盟の組織を増やすことも重要であり、組織内での拡大運動を強化する必要があると述べました。

発言は議案を支持する立場から取り組みが紹介されました。特徴は県労会議がナショナルセンターとして組織の具体的実態を掴み全体のものにするよう求める発言、医療生協職場における賃金闘争の使用者との対立を乗り越えて共謀罪法案との闘いを強化した経験、組織拡大や長時間残業の削減では職場に手分けして入り職員との懇談をすすめた経験、組合を敵視する当局の攻撃が強まる中でも市民要求の実現や久しぶりに組合員を拡大した経験の報告、単組の市民共同のつどいを毎年開き開かれた組合として市民との交流を深めている経験と市長選挙勝利への決意を語った組合、組合員の減少の中でも踏ん張って春闘で賃上げの成果を出した経験、青年部が全員の参加を追及しながら後継者問題を議論していること、2018年4月から発効する労働契約法18条に縛られないように卑劣な3年雇用契約に切り替えた会社を告発するは発言。最低賃金引き上げの闘い、労使合意を反故にされ7年に及ぶ闘いを報告した組合など、困難中でも団結や粘り強い闘い前進しようとする運動が報告されました。

大会宣言や特別決議では多くの皆さんからご意見をいただいて全体で合意いただけるものになりました。

大会は1年の到達点が分かる大切なものですが、多くの組合員の協力で成功できました。

県労会議の組合員は質の高い力を秘めていると思います。困難に立ち向かい安倍政権の戦争づくりを阻止する力を見せる大会でもあったと思います。来年は30周年です。来年は組織の前進と様々な分野での闘いに勝利した報告ができる大会にしたいと思います。

今日は皆さん、お疲れ様でした。

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