岡山県労働組合会議

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7.20平和行進・岡山市~早島町

7月20日(木)平和行進。

岡山市から早島町へのコースですが今日は県労会議の担当日です。弓田事務局次長を先頭に70人が行進しました。

出発集会の会場となった岡山市大供公園では岡山市の森安保健福祉局さんが、市長のメッセージを代読されました。毎年、同じ内容なので簡単に紹介しますが、岡山空襲の日が岡山市平和の日となっていること、S60年に平和都市宣言をしていることなどが盛り込まれています。残念なのは核兵器廃絶に対する市長さんの意向がなかなか表明されないことです。このあたりが他の自治体との違いです。局長さんからはペナントと募金が手渡されました。

県労会議の三上議長は県原水協を代表して、「平和行進も5日目。核兵器禁止条約が国連で採択された。大国が参加していない面もあるが転換点になっている。一方で安倍首相は世界の何処でも戦争のできる国にしようとしている。しかし、国民の支持は得られず、支持率は極端に下がっている。一緒に戦争反対、核兵器廃絶の声をあげましょう」と挨拶しました。

岡山市被爆者会の平末さんは、「今年も暑い夏がやってきた。一昨日は慰霊碑にお参りいただいた。物故者は764名となった。生存する被爆者も平均年齢が82歳となった。自分は24歳の時に岡山に来た。2年後に第5福竜丸の久保山愛吉さん(1954年月23日没)が亡くなった。あれから63年経って、日本国民の願いが世界を動かした。核兵器廃絶の願い実現が真直に迫っている。多くの国民が批准を願っている。しかし、核保有国はいまだに放棄する様子はない。使えない核兵器の製造、保有していることを危惧している。このままでは目を瞑るわけにはいかない」と話しました。

通し行進者の西田さんは、「滋賀県から来た。広島に向けて西へ西へと歩んでいる。サッカー選手の本田圭佑さんがメキシコの強豪クラブ、パチューカへ入団したが、背番号は2番で指2本のピース(Peace)だ。核兵器禁止条約は時期尚早だという評論があるが、被爆国日本が今批准しなくて何時するのだと思う。出来ないのなら政府を変えるしかない。批准は日本政府の務めだ」と強調し、西田さんが好きな笠木透の歌「平和のこよみ」を歌いました。「名もない人々よ、歌え、歌え。憲法が生まれて70年戦争せずに70年」と歌声を響かせました。

昼休み休憩はコープ大福です。職員さんが出迎えてくださり、コープの平和への思いを強く感じました。休憩時間に明治機械(会社)に努める2人の青年と話しました。お名前は備中君22歳、岡田君33歳です。平和行進2回目の備中君は労働組合の要請に二つ返事で参加したそうです。原水禁大会へは参加したことがないと言うので、強く参加をお勧めしました。被爆者のことや国連での草案採択は知らなかったと言います。それでも核兵器廃絶や平和行進には関心があったと話しました。誘えば気軽に参加する青年はいるのですね。西田さんは岡山の平和行進は青年が多いと感想を述べています。

行進は無事に早島町に到着。今日は中島君が行進団を立派にリードしました。感謝。

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