岡山県労働組合会議

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6.27JAL宣伝

とき:2017年6月27日(火)12時30分~

ところ:岡山駅西口さんすて

6月27日(火)、JAL宣伝を行いました。今日は残念ですが3人の参加でした。チラシは150枚配りましたが、通行する人たちは自らチラシを受け取りに来てくれるなどの関心を示してくれました。

いつものことですが、JAL争議支援共闘会議の伊原が訴えを行い、争議がなぜ起こったのか?なぜ解決しないのか?空の安全は守れるのか?などの疑問を投げかけ、市民と利用者の声がこの問題を解決する力になると話しました。

2010年の暮れにパイロット・客室乗務員165名が整理解雇されました。なぜそんなことが起こったのか?日米の貿易不均衡解消のために国策として購入した大量のジャンボジェット機113機、リゾート開発、空港乱造で赤字路線が拡大したことなど、様々ですが、役員は国の言われるままの放漫経営で、会社は膨大な赤字を生み出し経営破綻しました。

その結果、会社更生法に再生する過程で2000名以上の希望退職者が出ました。それでも会社は、「空の安全を守れ」言い続けた労働組合の役員を狙い撃ちして整理解雇を強行しました。その後の日本航空はブラック企業路線を突き進みます。「儲けあっての安全」などと言う元会長の発言にあるように、日本航空には合理化の嵐が吹き荒れました。

会社が再生しても、悪化する労働条件に耐えられなくて3000人以上が退職したと聞きます。パイロットも300人以上が流出しています。

乗員の搭乗時間を増やすことで会社は利益を上げていますが、本来、会社に戻るべき人達の問題を解消すれば、自主退職した人も帰ってくることができます。しかし、整理解雇の問題が解決しない限り城南市のいい話は世間に通用しません。

労働条件や整理解雇の問題はILOが3度も勧告を出すなどして争議の解決を求めています。また、安売り航空チケットの背景には航空会社の安全よりも経営を優先する姿勢があると言われています。したがって、飛行機の整備不良や職員と乗客とのトラブル、サービスに絡んだ不祥事が絶えないとのニュースを知る度に心が痛みます。

いつか、32年前に起きた御巣鷹山の事故が再燃すると思います。いま、私たち国民が声を上げる時です。空の安全を守れと言い続ける国民の声は必ず政治を変え、社会を変えると信じます。皆さん、力を貸してください。

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