岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2017年2月4日

とき:2017年2月4日(土)10時~

ところ:岡山市勤労者福祉センター

2月4日(土)第6回目の岡山県地域人権問題研究集会が開かれました。副題は人権と連帯の花ひらく岡山に―憲法が輝く地域づくりをテーマに、200人が参加して基調講演と6つの分科会で交流しました。第4分科会「労働問題を考える」では14人が参加しました。県労会議の伊原事務局長が市民運動と労働組合の政治参加について個人的な経験を通して共闘の難しさと楽しさを話しました。また労働組合員の政治性を高める工夫としてのおかやまいっぽんへの運動の参加についても個人的な考えを紹介しました。おかやまいっぽんの共同代表の一人である榊原氏は参議院選で野党共闘を実現するまでの困難や選挙戦の教訓から衆議院選挙に向けた取り組みの課題を報告しました。

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基調報告では小畑隆資実行委員長が「アベ政治の何が悪いのか?翁長雄志沖縄県知事とオール沖縄の戦い」と題して講演、おかやまいっぽん事務局長の伊東大輔さんが「これまでのおかやまいっぽんとこれからのおかやまいっぽん」としてこれまでの活動を振り返り、衆議院選挙に向けた取り込みを報告しました。

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小畑氏の講演は翁長沖縄県知事の政治姿勢や自民党政治と決別した理由、或は沖縄の闘いを通じてアベ政治の何が問題なのかがよく分る話でした。翁長知事は「アベ政治は堕落した」と言っている。それは、「沖縄は過去のどのような時でも自ら基地を提供してことはなかった。ブルドーザーと機関銃で脅され、強制収容されている間に基地はつくられた。今は政権が沖縄国民を脅して基地を提供しようとしている」という彼の言葉にあるように、問答無用、強権的な安倍政権の姿勢に対話や人権の感覚が全くないと説明しました。「これが立憲主義を否定する首相の姿であり、多種多様な意見を受け入れる政権に変える必要がある。だから、戦後日本における新しい政治と参加のスタイルが起こってきた」と話しました。

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おかやまいっぽんの伊東事務局長は「運動のスタイルとして多様性を認識した上で、否定ではなく尊重して議論をすること。デモから政治の場へ、市民の力を一つの場にするのがおかやまいっぽんだ」と話しました。

さすがに6回の集会を重ねて、基調講演も具体的でよくわかる内容でした。意見も自然と盛り上がり、政治参加を各自が自分のこととして真剣に考え、身近に感じた議論になったことが伺えました。

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