岡山県労働組合会議

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日付 2016年6月27日

6.18おかやまいっぽん&市民連合トーク集

 

とき:6月18日(土)14時30分~

ところ:岡山市市民文化ホール

おかやまいっぽんの会は22日の参議院選挙の公示を前に中央の市民連合と黒石健太郎さんをメインにトーク集会を開きました。

この集会には400人が参加して野党候補の勝利と戦争阻止の参議院選挙に向けて決意を固めあいました。

集会にはおかやま弁護士会の吉岡先生、総がかり実行委員会から伊原県労会議事務局長、共産党の松田副委員長、社民党の武本さんなど多彩な顔ぶれが参加して運動を交流、統一候補の勝利向けて決意を語りました。

山口二郎氏とシールズ関西の塩田さんの発言を紹介

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山口二郎氏のトーク

岡山で生まれた。故郷で統一候補が誕生したことを嬉しく思っている。昨年9月に市民連合を立ち上げた。改憲勢力を伸ばしてはならないという思いでやってきた。全国で統一候補と政策協定を結んで選挙に関わってきた。統一候補が誕生したのは市民の運動があったからだ。市民はこれまで選挙と言えば政党の政策メニューを選ぶ形で受け身だった。しかし、今回の選挙では2~3歩踏み出してメニューをつくるところから政党の政策に影響を与えてきた。それは安保法反対の運動に源がある。安保法制に反対してきた私たちには財産となった。」政党の目的は違う。そんなに簡単には本位はなれない。例えば、車の会社が違っていろんな車をつくっているが同じ車をつくるということにはならない。無理を乗り越えたのは市民の力だ。自分たちの票をどう伸ばすのかが問われている。

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4月に衆議院北海道5区の補欠選挙があった。池田まき候補は自公の候補に肉薄する善戦をした。当初は誰も予想していなかった。結果を見ると自衛隊のある街以外では勝っていた。政党同士の協力と、世論と市民の力が大きな成果を生んだ。池田まきさんは30年前の北大の頃の自分の教え子だった。その関係もあって4回ほど応援に入った。シールズも入って支援した。野党結集の力は大きい。野党のまとまりで先が見えてくる。負けたが勝とうとするとちょっとやそっとでは勝てないことも示した。力不足を痛感した。北海道5区は自衛隊の街だ。自民党の牙城だ。鈴木宗男が鞍替えしたのも大きい。不利な状況で2か月間の闘いだった。地域の人たちも動いた12000票差で負けた。自公の壁は厚い。善戦して2+1が3.5くらいにはなった。しかし負けた。問題は投票率を上げることだ。その気になればやれる。57%くらいの投票率だったが、60%を超えれば勝てたのではないかと思う。出口地調査では無党派層が7対3で野党統一候補に入れている。なんとなくおかしいと思っている人たちが動けば勝負を決する。戦後民主主義の天下分け目の闘いだ。特定秘密保護法と安保法制法は確実に戦争のできる国に変えようとしている。戦争ができる国の特徴は政府が真実を隠すということだ。その兆候は伊勢志摩サミットで消費税増税先送りの理由にしようと、独りよがりなことを言って諸外国の首脳にばかにされた。仕方ないので「新しい判断だ」として消費税増税を先送りした。これは公約違反だがそれを批判するマスコミはない。報道させないように圧力をかけている。事実を覆い隠している。もう一つは政府と国民の関係が逆転することだ。平和な国は人々の幸せをつくることだ。彼らは国民を国家のために尽くす道具にしようとしている。政治への絶望が見える。日本社会が嫌な感じになっている。個人の多様性が失われようとしている。道徳まで点数化される教育は成績評価にもつながる。権力が個人におせっかいをしようとしている。だから、女性に結婚しろ、子どもを産め、活躍しろという。自分たちの生活を良くするためじゃなく、国のために道具として使われようとしている。自民党の憲法草案はそういう内容だ。今止めなければ止められない。子どもの頃、「お父さんは何故戦争に反対しなかったのか?」と聞いたことがあるが、言えないのが過去であり、報道規制もされる。今度の選挙は日本の民主主義にとってポイントリターンとなる。大変な難事業だ。岡山から黒石さんを送りだし、人間の尊厳を守る運動を進めよう。

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シールズ関西の塩田さんのトーク

神戸に住んでいるが岡山は近い。会場は明るさがある。選挙は勝たないといけない。昨年安保法制が成立、その後の運動でいつも言われるのは政治も社会も変わらないと。しかし、よく考えてほしい。かつて選挙権は一部の人にしか与えられてなかった。その後は国民にも与えられたが女性にはなかった。女性の選挙権獲得の運動が始まった。だから選挙権がある。ヘイトスピーチも規制させた。短期間に法律ができ中止に追い込んだ。市民が動けば確実に社会は変わる。みんなが立ち上がれば黒人のキング牧師のように政治や社会を変えられる。

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安倍政権は失敗した経済政策を重点にしている。選挙が終われば改憲を言い出す。歴史は示している。僕たちは未来と生活を絶対に渡さない。だからこそ行動しなければならない。市民が選挙に参加する。黒石さんが勝てば市民が勝つ。新しい人が運動に参加する。一番大切なことは友達に声を掛けること。岡山は政党と市民が一つになっている。勝ちに行きましょう。

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とき:2016年6月26日(日)17時∼

ところ:岡山医療生協コムコムホール

6月26日(日)、中区の決起集会に参加しました。黒石健太郎さん、植本完治さん、春名直章さん。素晴らしい候補者が3人勢ぞろい。演説会参加者も120人くらいでしょうか?会場いっぱいでした。元気出ますね。黒石さんは「憲法と平和を絶対に守る。まだ背中を追いかけている状況だ。野党共闘でここまで来た。さらに広げて勝たせてほしい」と訴えられました。素晴らしい気迫の訴えに会場は大きな拍手に包まれました。植本さんも「黒石さんの必勝と日本共産党が大きくすること、その力で戦争法を廃止させる決意。平和と命のかかった選挙で必ず勝利を」と呼びかけました。春名さんは時間も忘れて「天井知らずの支持拡大で勝利しよう」とこの間の情勢を報告。改憲を狙うアベ首相の正体や経済立て直しに向けた共産党の政策を力の限り訴えました。石井共産党県委員長も6月16日の市民と3党合意による街頭演説会の様子を紹介して、「いま大異変が起きている」と野党共闘が国民を励ましていると話しました。残り2週間。全力で奮闘する中区の皆さんは本当に元気です

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☆ここで、さらに詳しく黒石さんのお話をご紹介します。

今回の選挙は歴史的にも初めてと言っていいと思う。改憲がテーマになっている。一昨日の新聞には改憲勢力が3分の2に迫る勢い?憲法を変えるのか?と見出しが躍っていた。アベ政権に憲法を変えさせるのか、議席を与えるのかどうかが問われている。戦後、こんな選挙はなかった。集団的自衛権の閣議決定、戦争法の成立。憲法9条を変えていいとなると日本はどんな国になるのか?その事を真剣に考える必要がある。地球の裏側まで自衛隊が戦争に出かける日が近づいている。そんなことは絶対にさせてはならない。そのためにも黒石健太郎を必ず勝たせてほしい。しかし、岡山は野党が結束して自民党を追いかけているもののまだ負けている。あと14日しかない。さらに自民党を追い詰め、運動を一段と盛り上げ、勝利して笑顔で再会したいと思う。

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☆植本完治さんのお話

今度の選挙は負けられない。2つのことを決意している。第1は黒石健太郎さんを国会に送ること、第2は日本共産党が大きく躍進させることだ。昨年からの闘いで常に街頭に立って戦争法廃止を訴えて来た。野党共闘だけでなく大きな運動ができて来た。安倍政権は野党共闘を野合だと言っているが、憲法違反の法律を廃止する闘いは野合でもなんでもない。憲法あっての政策だ。日本原駐屯基地で長年働いていた元自衛隊員の方と話をする機会があったが、意見が一致して危機感は同じだと思った。彼は日本を守るために自衛隊に入った。戦争法は海外で戦争するためのものだと断言された。殺し殺される法律は絶対に認められない。社会保障の問題も問われている。麻生副総理は「90歳にもなって老後を心配している年寄りがいる。いつまで生きるつもりだ」と言った。絶対に許せない。今度の選挙は平和と命が掛った選挙だ。

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☆春名なおあきさんのお話

2期7年間にわたって衆議院議員を務め、命を守る最前線で闘ってきた。中国9県を駆け巡って、ふうてんの寅さんのようだけど、何処に行っても生活と暮らしの悲鳴を聞こえる。その地域で、平和の花を咲かせようと訴えて来た。9条バッチを付けている。これには様々な意味がある。憲法9条だけでなく、窮状、・・・など様々。比例代表選挙は死票がない。天井知らずの訴えで支持を広げよう。共産党は9名の比例候補の当選を目標にしているが上回れば植本さんの議席に繋がる。戦争法廃止、立憲主義を取り戻しましょう。

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日本国民全てを不幸に陥れた戦争は絶対に繰り返させない。憲法9条は日本の誇り。次の世代にその誇りを引き継ぐ選挙にしよう。そのためにも戦争法を廃止に。安倍首相は自分が憲法に縛られている自覚がない。憲法を変えると明言している。国民の6割以上が反対している改憲の公約を隠そうとしているのも安倍首相。安倍首相はテレビの討論会で志位委員長に「9条に手をつけないと明言できるのか?」と迫られ、回答を避けた。小池晃書記局長が他の自民党の議員に聞くと、「国防軍をつくる」と言っている。ばれている。それだけじゃない緊急事態条項を憲法に入れて、国民を公益に従わせようとしている。沖縄の新基地建設も異常事態。野党共闘ができてなければ国を守れない。安倍首相は日米同盟を血の同盟と言っている。集団的自衛権の行使は憲法上許されない。憲法が邪魔なんのです。安倍首相はこれまで経済が大切と言って多数を得ると秘密保護法を強行成立、また消費税増税を延期して戦争法を成立させた。同じ手は通じない。3度目の正直という言葉がある。安倍首相はアベノミクスについて「この道しかない、この道を力強く」と言うがこの道は行き止まりだ。EUの英国離脱は投機マネーに依存する経済では土台が弱いことを物語っている。安倍首相は株価を上げるために年金財政をつぎ込んできた。こんなでたらめなアベノミクスにはさよならするしかない。税金の集め方を変え、富裕層と大企業に応分の負担を求める。タックスヘイブンに富裕層と大企業がお金を預けている。ここは法人税と所得税がゼロだ。ユニクロの柳井社長は19600億円も預けている。こうした富裕層から税金逃れを許さない仕組みに変えることが必要だ。そうすれば消費税に頼らなくて済む。社会保障へも道が開ける。

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保育園の保育士の給与を5万円上げるのに120億円の財源が必要だが、これはオスプレイ1機分だ。できないはずはない。税金は米軍のためではなく若者と保育のために使おう。香川の選挙の応援に行ったが野党共闘の力が大きくなっている。声をかければ支持は広がる。健ちゃん、完ちゃん、春ちゃんの3人トリオで頑張る。勝利の美味しい酒を飲みましょう。

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