岡山県労働組合会議

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日付 2015年8月18日

と き:2015年8月16日(日)10時∼

ところ:瀬戸内市中央公民館

主催:瀬戸内市平和をつなぐ会

8月16日(日)、瀬戸内市で戦争法案に反対する集会が開かれ250人が参加、その後、市内パレードが行われました。

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集会は「戦争イケン平和をつなぐ瀬戸内市民大集会」と手書の看板が掲げられ、集会は「手をつなごう」の歌唱指導に続き、発言者として古謝愛彦弁護士、民主党・津村啓介衆議院議員、日本共産党・春名直章元衆議院議員、戦争体験を語った・平野五香さん、被爆者の戦争体験を話した・安家邦子さん、母親の立場から・川野吏恵さんがそれぞれ発言しました。

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古謝弁護士は、「戦後70年というが、戦争法案が通って自衛隊が一発で海外で打てばその瞬間に戦争のない時間はリセットされる。そもそも憲法上も集団的自衛権は認められない。集団的自衛権の行使はアメリカやソ連が戦争の言いわけに使ってきたもので、日本が行使すれば戦争に巻き込まれる。後方支援も限定とされたが戦闘行為の一部である兵站活動だということが明らかになった。日本人が命を奪い奪われ、憎しみ身くまれる関係になる戦争は絶対に認められない」と話しました。

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津村議員は「今日は60日ルールの折り返し地点だ。法案は日本を守るためだとしながら実際はホルムズ海峡にまで出かける戦争だ。戦争に関われば恨みを買う。自民党の中からもおかしいという声が上がっている。国民の運動で支持率を下げ、廃案に追い込もう」と激励しました。

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春名さんは「全国の闘いへ広がった運動は安倍内閣を追い込んでいる。自民党の議員が戦争に行きたくないのは利己的だと発言したが、人間として当たり前の言葉だ。広島の庄原市では自民党や公明党も含めてアベ政権はゆるなさいという運動が始まっている。創価大学も反対の意思表示をした。大きな理性と共同の輪を広げよう」と呼び掛けました。

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平野さんは「尋常6年生のとき終戦を迎えた。その時の緊張感は今でも覚えている。毎日、ヨモギや食べられる草を集めて回った。勉強はあまりできなかった。音楽はいろはだった」と戦争に翻弄された子どもの頃を振り返りました。

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安家さんは「母が被ばくして、ボロボロになって帰ってきた。死ぬまで寒い、寒いと言っていたのを覚えている」と悲しそうに話しました。

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川野さんは「子どもは噛まれたら、もっと強く噛もうとする。その繰り返しは痛いばかりだ。暴力でなく口で止めてと言える大きい子になろうと話している。戦争法で日本は恨み恨まれる国にならないか?子どもにできて大人にできないはずはない。戦争したら子どもたちに言い訳できない」と安倍政権を批判しました。

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参加者はこの後、自由討論となり、シベリア抑留経験者や憲兵に捕まった父の話など5人が発言。中には「民主党は対案を出すなどのバカなことはしないでしょうね」と質問する人もいましたが、津村議員は「憲法を守ること、廃案にすることが対案だ」と話し、拍手が起こりました。集会後はデモ行進に移り、150人が20分間の「戦争反対、命が一番」と訴えました。

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