岡山県労働組合会議

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6.4 わくわく講座開講式

と き:2015年6月4日(木)18:30~

ところ:岡山勤労者福祉会館

概 要

 

全労連が行う労働組合入門「わくわく講座」の開講式を行いました。長久啓太さん(岡山県労働者学習協会)を講師に招き、「世の中は、変えられる!学んでつかもう、揺るぎない確信」というテーマで記念講演を行いました。開講式には13人が参加しました。

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長久さんは、「労働基準法には『労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない』とある。労働組合は人間らしい生活のために活動する組織だ」とまず初めに強調しました。人たるに値する生活について、「生活には生存を保つ側面とよりよく生きるという二つの側面がある。生活にゆとりがあれば『よりよく生きる』ことができる。日本は生活費にやたらとお金がかかる国だ。お金が全てというわけではないが、お金がなければゆとりのある生活はできない。ではお金をどうやって手に入れるか。大半の人は労働による所得として得ている。誰かに雇われて働く人のいわゆる雇われ組のことを労働者という。労働者は、労働力を提供することで対価として賃金を得る。しかし、低賃金労働、不安定雇用など生活費だけでカツカツの人がいま増えている」と課題を指摘、「労働者は一人で会社と労働条件の交渉をすることはできるだろうか。法律上は労働者と使用者は対等とされている。しかし、労働条件を決めるのは使用者側だ。就活の時に労働条件の提示をすることはできない。しかし、労働者は圧倒的に数が多い。『みんなで』を武器にすれば対等に近づける。雇用主にモノが言える。貧困・格差が拡大しているのが今の社会。今こそ労働組合の出番だ!」と最後に参加者を鼓舞しました。

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今回の開講式の受講者数は少なく、労働者教育、次世代育成において解決すべき問題はまだまだ多いというのが現状です。しかし、参加者からの感想はよく基礎教育を反復していくことの大切さを改めて確信しました。

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