岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2013年2月

と き:2013年2月8日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要

 先週の金曜日は冬とは思えない暖かさでしたが、本日は打って変わり、花雪が降るほどの寒さとなりました。原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は26回目となる原発再稼働抗議行動を行い、凍るような寒さにもかかわらず39人の仲間が集まりました。

 東京電力が昨年2月、福島原発事故に際して現地調査を決めた国会事故調査委員会に、原子炉が入る建物の内部は明かりが射し、照明も使える状態であったにも関わらず、「真っ暗」と虚偽の報告をし、国会事故調査委員会の調査活動を妨害した疑いが強まっています。原発事故からまもなく2年が経過しようとしていますが、依然として原発事故の原因究明と被災者復興が進んでいません。そうした中、原発事故により放射能汚染されていない環境で生活する権利を奪われたとして、避難を余儀なくされている被災者たちが福島市内で記者会見し、「国と東電を相手に、原状回復と慰謝料を求める集団訴訟を福島地裁に起こす」と発表しました。東日本大震災から2年となる3月11日に提訴するとしています。この報道を受けて、Twitterなどには「東電は本当に加害者という意識が未だにない」「自分もこの会社を訴えたいくらいだ」という意見が溢れていました。

今回の行進では「花・春のうららの隅田川」の替え歌で、原発なくせと訴えました。

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と き:2013年2月6日(水)7:45~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概 要

 岡山県労働組合会議は定例の早朝宣伝を行いました。明け方、雨がしとしと降り、寒さが増す中での行動となりました。今回は5人が参加し、「若者にまともな雇用を!」のチラシを配布しました。

 マイクを握ったのは伊原事務局長で、「いよいよ2013年春闘の始まりです。私たちはすべての労働者と一緒になって、暮らしと生活の向上のためにたたかっていく」と語り、「大企業は267兆円もの内部留保をため込んでいる。この10年間労働者の賃金は下がり続け、消費税増税や社会保障改悪など、労働者の犠牲の上に積み上げられているのが内部留保だ。内部留保のわずか1%活用することですべての労働者1万円の賃上げが可能だ」と展望を話しました。最後に憲法問題について、「自民党・安倍政権は日本国憲法を改正することを目論んでいる。自民党の改憲草案では、権力者を監視するという憲法本来の役割を破壊し、国の責任を放棄する内容になっている。『天皇元首制』『国家・国旗の尊重義務』など、国民に対して義務を課し、国民を監視する内容になっている。自民党が考えるような憲法が実現したら本当に恐ろしい社会になってしまう。一緒に声をあげてもらいたい」と訴えました。

 

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と き:2013年2月2日(土)10時~16時30分

ところ:勤労者福祉センター

2月2日(土)、岡山県地域人権問題研究集会実行委員会は「人権と連帯の花開く岡山-憲法が輝く地域づくり」をテーマに岡山県地域人権問題研究集会2013を開催しました。集会では人権連の中島会長が主催者挨拶を行い、小畑隆資実行委員長(岡山大学名誉教授・憲法学者)が、「憲法破壊の政治を許さず、憲法を活かす政治をめざして-今なぜ、基本的人権なのか」と題して基調講演を行いました。集会は210名が参加して熱気ある内容となりました。参加者は午後から分科会会場で人権や福祉、労働など6つの分科会で熱心な討論を行いました。

集会には210人が参加

中島会長はあいさつの中で、「新自由主義社会の中で多くの人に生活苦が迫っている。市場原理に基づく経済で人間の尊厳を踏みにじられている。こうした憲法が守られない状況に対して国民は声を上げはじめ、原発ゼロやTPP、生活保護などの問題で大きな運動が起こっている。原発ゼロを求める国会行動では、高校生が安倍首相に対してマイクで訴える現場にも立ち会ったが、国民の様々な分野で憲法を守れとの声が上がっている」として、「こうした中で昨年からこの集会を開いている意義は大きい。実践的にも憲法を暮らしに活かす運動を人権という観点で深めながら運動を前進させよう」と訴えました。

人権連の中島会長

基調講演に立った小畑さんは、「憲法改悪に向けた動きは、維新の会など野党第2党の正面から憲法を攻撃する勢力の力も借りながら、自民党の憲法草案は憲法の理念を根本から変えようとしている。それは99条であり、自民党の憲法草案では、権力者の憲法遵守義務を解除して、逆に国民に憲法遵守義務を押し付けている。基本的人権を公共の利益に反しない範囲に止め、公共の福祉のすり替えをしている。天皇も草案では、天皇をいただく国家としながら、天皇に関する権能は定めず、権力者にとって自由な社会に変えようとしている」と話しました。小畑さんは、配布された冊子の基調報告の重点を掘り下げるために、自民党の憲法改悪草案の中身を参加者に判り易く話しました。

講演をする小畑隆資さん(岡山大学名誉教授)

基調報告はココ小畑基調講演(130202)

歴史にも遡って、日本固有の歴史や伝統という一見聞こえの良い響きの中に国民を閉じ込めて、憲法の理念をねじ曲げようとしていると熱を込めて語りかけました。初めて憲法の理念に触れた人の中には、「憲法が権力者を縛るものだとは知らなかった」という意見や、「自民党の憲法草案の本質に迫った話だった。9条や25条の話だと思っていたが、99条を変えられると憲法の理念が逆立ちすることになる。これは大変だ」という意見が聞かれました。

労働分科会の議論の様子

分科会の基調報告はココ2.2人権と労働の分科会の基調報告(伊原)

参加者はその後、分科会に分かれて実践的な議論を行いました。ここでは第4分科会「労働」の分科会について報告します。報告の内容はココに第4分科会報告

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と き:2013年2月1日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要

 原発ゼロをめざすイレブンアクションおかやまは25回目となる中電前抗議行動を行いました。先週とは打って変わり2月とは思えないほど暖かい気候の中での行進となりました。今回の替え歌は「春がきた」で、42人が集まりました。

 石村智子さんから中国電力本社に対して、「島根原発再稼働・上関原発推進の動きに抗議する」との申し入れを行ったことの報告がありました。石村智子さんは、「安倍政権の原発推進政策のもとで、中国電力はこれまで以上に島根原発再稼働、上関原発計画推進の態度を露わにしている。福島原発事故について、『地震で壊れたわけでなく津波によるもの』と断言したことに唖然とした」と話しました。その後、中電岡山支社を包囲する形でデモ行進を行いました。

 

 電力会社10社の3月の電力料金は、中部電力は2月と比べて6円値下がり。九州電力は据え置きとなっていますが、2社以外の8社は3~36円値上がりします。また、四国電力は家庭向けの電気料金値上げを2月に申請するとしています。原発再稼働に反対するならば、電力料金の値上げという国民脅しとも見える、納得しがたいことです。合わせて独占禁止法の対象外という理由で、超寡占・既得利権の集中、毎年約5000億円もの税金が原発関連予算に配分するという構造も問題です。社会保障の財源確保のためとの消費税増税、下がり続ける労働者の賃金、増加する非正規労働者など財源の配分の仕方がおかしいところはたくさんあります。

おかしいことには声をあげて抗議しましょう!

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