岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2012年4月

と き:2012年4月17日(火)13時30分~

ところ:県立図書館2階サークル活動室

概要:

4月16日、おかやま教育文化センター(以下、文化センター)の2012年度総会が開かれました。総会では、代表委員として文化センターの運動と発展に尽くされた三宅良子さん(DIC岡山セクション代表)が3月24日に亡くなられた事を受けて、冒頭に黙祷を捧げられました。難波一夫代表は、「文化センターが事務所に引っ越してきて1年が経過した。事務局体制も厳しい中、政策提言などで奮闘されている様子を見てきたが、さらに皆さんの援助で発展させていただきたい」と話しました。1年間の活動報告と方針案を田中事務局長が提案しました。昨年9月から県が出した夢プランに対して、文化センターが声明を出し「教育を語る会(仮称)」が各地で取り組まれた事、11月に声明を発表して、「第3次おかやま夢プラン(素案)」の撤回を求めて県教委に要請したことなどが報告されました。

総会の様子

討論では「県教委への要請だけでなく、県の考えを引き出すような懇談会を組織して参加者も学習できる運動にしてほしい」「情報の発信を」「教科書が厚くなったというが、何が変わったのか?」等の質問や意見が出されました。

文化センターは提案を拍手で確認の後、12年度の役員を承認しました。また、5月20日に開催予定の「子育て教育のつどい」於:おかやま西川原教育プラザについての案内もされ、総会後の実行委員会では分科会の詳細や財政規模が報告されました。

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 季節はすっかり春ですね(*^_^*)大好評「学習の友」読書会の案内です。

学習の友5月号には「やりがい、イッパイ、労働組合」という特集があり、労働組合に集まっている青年からの実践報告や活動に対する悩みへのヒントなどが掲載されています。今回は「青年」に焦点をあて、参加者のみなさんとディベートしていきたいと思います。労働組合に結集している人も、そうでない人もどなたでも参加できます(^_^)/毎回個性豊かなメンバーが集う、おもしろいこと間違いなしの読書会ですヽ(^o^)丿ぜひぜひ参加してください!!

と  き:2012年5月7日(月)19:00~20:30

と こ ろ:県労会議会議室

参加費:無料

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と き:2012年4月13日(金)10時30分~

ところ:岡山市内表町商店街~駅前通りデモ行進~岡山駅前

概要:

4月13日、岡山県労働組合会議などがつくる12春闘共闘委員会と国民大運動実行委員会でつくる地域総行動実行委員会は第3次の地域行動を行いました。この行動は2月から毎月、昼休みデモを基本に午前と午後に課題別の宣伝署名に取り組んでいるものです。午前中は商店街で最低賃金引き上げの宣伝署名を行い14名が参加しました。署名は47筆と2月から始めた最賃署名では最高の数となりました。年配者の方が「時間給を上げてもらわないと生活できない」と署名に応じてくれ、生活の苦しさが伝わってきました。

昼休みデモでは55名が参加しました。実行委員会代表委員の花田県労会議議長を先頭に駅前通りを行進し、「消費税と社会保障の一体改悪反対、大企業に応分の負担を求めよ」と訴えました。

デモ行進後に行われた駅前での社会保障の拡充を求める宣伝署名では、15名が参加して26筆を集約しました。20代の女性は「子どもの養育費が大変、充実を」と署名に応じてくれました。中には年配の女性が「国に頼っていたのではいけない」と言って、署名を拒否する場面もあり政府の世論誘導が実感されました。

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と き:2012年4月11日(水)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター5F

概 要:

 

 イレブンアクション岡山はこれまで学習会や講演会を7回行い、原発のない社会の実現について学んできました。3.11震災祈念のつどいは市民団体との共同が実現し、運動が広がっていることを実感しました。今回のイレブンアクションには「NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会(略称:エネミラ)」より廣元悦子さんを講師として招き、自然エネルギー導入促進についての実践報告をしてもらい、21人が参加しました。

 廣元悦子さんは、「地球温暖化による深刻な環境破壊を防ぐために、市民の立場で出来ることから始めようとエネミラを設立しました。現在、市内4ヶ所の市有施設に太陽光発電パネルを市民協働で設置しています」とエネミラについて紹介し、自身が仲間に呼びかけエネミラを設立した経緯について、「温暖化問題が深刻化している中、それに対しての対策があることを知り、2000年に会を設立しました。岡山市に協働で市民共同発電事業を行いたいと提案したことをきっかけにNPO法人化しました。現在、岡山県内で実際に自然エネルギーの導入を進める活動をしているNPO法人はエネミラだけです。そのため、県・市の審議会やアドバイザー会議などに出席し、市民としての意見を述べるなどしています」と話しました。「温暖化の主な原因はCo2だと言われています。防げるものは防ぎたい。そのためには、まず省エネに取り組み、自然エネルギーへ転換していくことが必要」との思いで活動にとりくんでいることを訴えました。

 廣元悦子さんたちは太陽光発電やバイオマスエネルギーについて勉強していく中で、「いつまでも勉強している場合ではない。私たち自身で自然エネルギーを作ることを考えなくてはいけない」と思うようになったとのことです。こうした前向きな姿勢が行動を起こし、活動を広げていくのだと知ることができました。

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と き:2012年4月9日(月)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 春になりすごしやすい日々が続いています。憲法改悪反対岡山県共同センターは憲法を社会に活かすことを目的に、宣伝と署名行動を行いました。本日の宣伝には10人が参加し、署名20筆を集めました。

 伊原事務局長は、「民主党・野田内閣は税と社会保障の一体改革大綱を閣議決定しました。社会保障の拡充を謳っていますが、老齢年金・障害年金の給付削減。年金支給開始年齢の引上げ、医療費の窓口負担増加、子ども子育て新システム導入など、あらゆる分野での負担増と給付削減が目白押しです」と消費税増税が行われても、社会保障が拡充されることはなく、大企業優遇の国民いじめに他ならないことを話しました。また、「国会では消費税増税の前に議員定数削減、公務員人件費削減など自らが身を切る改革をまずしたうえで、消費税増税をすべきだと議論されていますが、国会議員の議席は国民と国会を結ぶ重要なパイプです。議員は憲法にある通り、主権国民の代表です。私たちは国民主権、議会制民主主義の根本を踏みにじる議員定数削減に反対します。そして、選挙制そのものを民が反映される制度へと抜本的に改めることを求めます」と力強く話しました。

 

 日本では私たち国民の生活を犠牲にしてまで、大企業のもうけ優先の政治が行われています。憲法では私たち一人ひとりが幸せを追求することは権利として記されていますし、国は国民の幸福のために努めなければならないとあります。憲法が活かされた社会を求めて声を上げましょう。

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とき:2012年4月7日(土)14時~

ところ:労働福祉事業会館5階(旧労金ビル)

概要: 

4月7日(土)、「3.13重税反対実行委員会」は湖東京至さん(前関東学院大大学院教授)を講師に50人が参加して消費税のからくりを学習会しました。消費税の正体を知った参加者からはいくつもの質問が飛び出すほどの驚愕の事実は増税反対の運動に活気を生み出すものとなりました。湖東さんは現在、大企業の「輸出戻し税」のからくりを明らかにした第1人者として知られる注目の税理士さんです。

講師の湖東京至さん(税理士)

 冒頭から湖東さんの話は「皆さんは消費税を間接税・預かり税だと思っているでしょうが、実は消費者の皆さんは1円も消費税を払っていない」と、「え?」と思わせる内容から始まりました。続けて、「消費税はカール・シャウプ博士が昭和24年に考えた付加価値税であり、消費税と呼んでいるのは日本だけ。付加価値税は直接税であり事業税の肩代わりと導入され、輸出大企業に還付するために考えられた税制だ」と説明しました。「その仕組みは売上と仕入れに税率を掛け、差し引いた額を税金として納税するもの。預かり税は何処にも存在しない。だから間接税ではなく、税率は外でも内もどちらでもよい。このことは裁判でも実証されている。大企業は税率を転嫁できるが、中小業者は転嫁できない。つまり中小の事業者に掛けられた直接税であり、消費者の負担はない。だから消費者は消費税を払ってない。反対に輸出大企業は税金が還付され、トヨタは年間で2,246億円も還付されている。逆に事業者の滞納はH21年度で66万件にも及び3,741億円となり、消費税制度は破綻している」との説明は意外でした。

ホワイトボードを使って仕組みを説明する湖東さん

「従って、消費税は低所得者ほど重い税制というのは間違い。しかし、消費税として価格を上乗せする大企業と物価上昇のために庶民の負担が増えることは事実」として、「国内事業者を破綻に追い込む消費税の仕組みは天下の悪税。そもそも消費税は太古の昔、ジュリアスシーザーが軍事費を集めるために考えた税制だ」と説明し反対運動への奮起を促しました。また、湖東さんは最後に、消費税率を上げないと日本は財政的に破綻してエジプトのようになると言われるが、日本政府の貸借対照表から破綻するような財政事情は何処にもないとしました。

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と き:2012年4月7日(土)10:00~

ところ:国際交流センター

概 要:

 岡山県学習協は5月から開校される第83期労働学校と10月に開催される全国学習交流集会のプレ企画を兼ねて、島根県学習協事務局長・吉儀和平さんを招いての学習会を行いました。今回のテーマは「吉儀流生き方から学ぶ」と題した自分史です。労働組合などから青年を中心にして13人が参加しました。

 吉儀和平さんは自身がいつどこで何をしたのかを以前から記録として残しており、旅行の記録だけでもノート18冊分あるとのこと。小学から中学時代について、「逆上がりもろくにできず、私は運動ができませんでした。これからの時代を生き抜くには軟弱な体ではダメだと学ぶことができた。中学校では軟式テニス部に所属し、県大会で3位になりました。この時、自分に自信を持つことができるようになりました」と話しました。吉儀和平さんは、「高校生の頃は学生運動が盛んな時期で、学校の校門周辺にヘルメットをかぶった学生がやってくることもありました。しかし、そういった環境に触れ、日米安保について友達と議論をするようにもなりました。また、学校内ではテストの順位が上位50人まで発表されていました。そのことについて、差別だと学校側に抗議し、掲示をやめさせました。このころから、おかしなことに対して意見をいう事ができるようになりました」と自分史を話しました。

 吉儀和平さんのお話はとても面白く、参加者からは笑いが絶えませんでした(^_^)/

 大学ではマルクス主義の歴史観を学び、理想社会を平和に、法則的に作るにはどうするのかを考え民青同盟、日本共産党に入党。その後も、学生時代は積極的に活動にかかわってこられました。

 吉儀和平さんは松江市職員時代、労働組合活動に非常に積極的で、自治労青年部の役員を務めました。しかし、社会党一党支持に反対したことから青年部役員をわずか2年で外されるなど悔しい思いを経験されました。文化活動への関心も非常に高く、市職員として音楽祭やスポーツ大会を開催、また、伝統行事「ホーランエンヤ」を16年ぶりに実施するなど活動は多岐にわたります。「住まい」への関心も高く、「日本人はもっと住まいにこだわるべきだ」と話しました。

 今回の学習会で印象的だったのは「楽しいことはぼやっとしていても成果がある。苦しい仕事はいくら頑張っても成果が出ない」という吉儀和平さんの言葉です。どんなことにも楽しみを見出すこれが「吉儀流生き方」なのかもしれません。

学習会終了後、参加者で三光荘近くの河川敷でお花見を行いました。それぞれが一品を持ち寄るポットラック形式でお花見を行い、みんなで楽しみました。

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と き:2012年4月6日(金)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 

 原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は今年4回目の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。風は強かったですが、春の日差しを感じることができました。本日の宣伝には12人が参加し署名33筆を集めました。

 平井事務局長がマイクを取り、「私たちは核兵器の廃絶を求めて署名を集めています。みなさんからお寄せいただいた署名は、国連へと送られます」と署名への協力を呼びかけ、「世界189ヶ国の政府代表がニューヨーク・国連本部に集まり、核兵器のない世界の平和と安全を達成することを決めました」と世界は核兵器の廃絶に向けて動いていることをアピールしました。「しかし、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国のほか、インド、パキスタン、北朝鮮が核兵器の保有を表明しています。また、核兵器を廃絶することについて、核兵器は抑止力であり、核兵器があるから世界平和の均衡が保たれていると拒否しています」と話し、「日本は世界で唯一、原爆の悲惨さを経験した国です。今も20万人を超える被爆者が心と体の傷に苦しんでいます。日本が核兵器廃絶を訴える先頭に立ち、声を上げていかなくてはいけません」と締めくくりました。

写真の説明をする平井事務局長

 春休みということもあり、多くの学生が署名に協力してくれました。署名をしてくれた高校生は、「核兵器はなくさないといけないです。がんばってください」と私たちの活動を応援してくれました。

 本日の宣伝には核兵器の悲惨さを訴えるパネルを置きました。多くの人から注目を得ました。

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と き:2012年4月6日(木)19:00~

ところ:県労会議会議室

概 要:

  大好評「学習の友」読書会が開催されました。今回は4月号を使って参加者9人で輪読を行いました。読み合わせた記事は「ホンダ裁判・不当判決を批判する―鷲見賢一郎」「安保が分かれば、世界が見える!―山田敬男」の2つで、それぞれが感じたことを話し、議論が展開されました。

 ホンダ裁判については、「なぜ労働者に不利な判決ばかりが出るのか」「今回のJAL不当判決と同じだ」という意見が出ました。また、労働者よりも資本側の方が圧倒的力を持っていることなどが議論されました。日米安保について、「安保がなくても日本はアメリカの言いなりになるのでは」、「安保条約について学校ではあまり学んだことがない」という意見がありました。こうした場で学習しながら、安保の実態を広く伝えなければいけないとまとまりました。

安保から話は広がり、TPPについても議論が展開されました。「TPPに参加した場合、日本のマンガやアニメはどうなるのか」、「TPPではアメリカだけが国内法が優先されるため、あまりにも不平等」など話題は尽きませんでした。

読書会に参加しているメンバーは立場も違えば、年齢、仕事も違います。毎回、バラエティーに富んだ議論が展開され、参加者同士が自分の思いを熱く語り合います。次回は5月7日に開催されます。気軽に参加してください(^_^)/

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と き:2012年4月4日(水)7:45~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 新年度を迎え、早朝の岡山駅前は新入社員と思われる通勤者を多く見かけることができました。新成人としての出発を祝いながら、まともな政治がなされないために低迷を続ける日本経済の再生のために共に頑張ろうと呼びかけました。しかし、国民の声に背を向けたまま、大企業とアメリカ言いなりの野田・民主党政権は相変わらず国民に負担を求める政策案の連打です。国民の期待を背負って誕生した当初の気持ちに立ち返ってもらいたいものですが、こんな政党に期待をするわけにはいきません。県労会議は野田首相が進めるTPPに危険性を訴え、これに反対する宣伝とビラ配布を行い8人が参加しました。

 マイクを握った伊原事務局長は、「アメリカは日本政府に対して、食料品の輸入規制を緩和するように迫っています。TPPに参加した場合、輸入規制が緩和され食の安全が脅かされることになります。また、食糧自給率は13%にまで低下し、日本の農業は崩壊してしまいます」と、政府の宣伝では「アジアの活力を取り入れるとか、日本経済の活性化のため」と称する嘘・偽りの宣伝に騙されないようにしましょうと訴えました。企業の動きについて、「大手スーパー西友は米国の大企業ウォルマートと提携して、アメリカ米の3割安販売を始めました。農林水産省は3月からSBS米(民間の売買で扱う輸入米)の取扱枠をこれまでの10倍、1千トンに拡大しています。ウォルマートはTPP推進の急先鋒です。日本の米農家が大打撃を受けることは明白です」とTPP参加に向けての動きがすでに始まり、既成事実化していることを指摘しました。

 TPPは農業に限った課題ではありません。アメリカの金融業界が日本に進出し、日本人の家計をハイリスクが襲い、日本をリーマンショックのような高度なインフレに巻き込む危険さえはらんでいます。海外から安い労働力が入ってくれば、海外勢力との競争で賃下げが行われることになります。安い労働力が流入すれば公的な事業は外国産業に移ってしまい、日本の労働者は瞬く間に職を失うでしょう。政府の統計でも350万人が職を失うとしています。また、公的医療保険制度の崩壊の可能性も秘めています。アメリカは日本の皆保険制度の解体を要求しています。TPPに参加した場合、日本の経済が崩壊するどころか、国民生活が成り立たなくなってしまいます。

 TPP反対の声を広げましょう!

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