岡山県労働組合会議

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日付 2011年10月28日

と き:2011年10月28日(金)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

  原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会は気持ちのいい秋晴れの中で、核兵器の廃絶を求める宣伝と署名活動を行いました。本日は16人が参加し、署名43筆を集めました。

 原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会を代表して平井昭夫さんがマイクを握りました。国連では毎年10月24からの一週間が「軍縮週間」として決め、全世界に軍縮の運動を広げることを呼びかけています。平井昭夫さんは、「いま、核兵器のない世界の平和と安全のための枠組みが必要とされ、核兵器禁止条約の交渉開始が求められています。いまや、核兵器禁止条約は国際政治の焦点です」と話しました。10月3日から始まった国連軍縮議論で「軍縮にも民主主義革命と法の支配が及んでいる」と原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会の運動が高く評価されています。「国連に加盟する大多数の国が核兵器の廃絶のために核兵器禁止条約をつくることが必要という共通認識に立っています。私たちの草の根の運動は世界から高く評価されています。核兵器全面禁止のアピール署名は核軍縮に民主主義をもたらす署名でもあるのです」と署名への協力を訴えました。

 本日署名に協力してくれた人の中に、がんばってくださいと5000円カンパをしてくれた人がいました。私たちの運動が県民のみなさんに少しずつ認識され始めたことを感じる場面でした。

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と き:2011年10月27日(木)18:30~

ところ:勤労者福祉センター

概 要:

  「女と男」のジェンダー教室はいよいよ本格的に講義が始まってまいりました。第3講義は市場恵子さん(社会心理学講師、カウンセラー)を講師として「暴力とジェンダー」と題したDV・性暴力・慰安婦問題について学びました。

市場恵子さんはの趣味はギターだそうです(*^^)v

 市場恵子さんは暴力は「女性問題」ではなく、「男性問題」であるとし、「女性が抱えている問題は、女性だけの問題として考えられていました。男はなぜ暴力をふるのか。なぜ男性が加害者になることが多いのかをこれからは考えていくことが重要です」と初めに説明しました。

殴る、蹴るといった身体的暴力だけがDVになるのではく。日々の暮らしの中で相手を傷つけ、貶めるような言葉も暴力です。市場恵子さんは、「こうするのが女の務めだ。妻はこうあるべきだと生き方を男性側から定義され、その枠組みの中に抑え込もうという考え方も暴力です」とジェンダーの視点を説明しました。21世紀を迎えた今日なら、広く男女平等の意識は根付いているかと言えばそうではありません。テレビ・雑誌・映画を見ると未だに女らしさ、男らしさが強調されています。いったいいつから男女のあり方像がでてきたのでしょうか。市場恵子さんは、「日本には女性禁止の場所があります。最も有名なのは奈良県比叡山です。そもそも女人禁制は女性の体はけがれているという思想から起こったものです。これは女性を貶めるための手段として利用さているものです」と男性優位の社会構造に問題があることを示しました。

 性暴力について「加害者を正当化する、性暴力神話があります。それは、男性の性欲は本能だ。被害者にも落ち度があった。恋愛のもつれなどです。しかし、性暴力は個人の問題ではありません。社会全体の問題です」と力強く訴えました。京都で飲みの席で酔いつぶれた女子大生が、同席していた男子学生たちに輪姦されるという事件が発生しました。大学側は男子学生たちに対して厳しい処置を下しました。しかし、加害者側は大学の処罰が厳しすぎるとし、裁判を起こし勝訴しました。大学側は上告し裁判はまだ継続中です。市場恵子さんは、「大学が厳しい処罰を下したのは当然です。さらに、この裁判には被害者である女子大生は一度も出席していません。法律の場にも加害者を正当化する傾向があります」と社会全体の歪みを指摘しました。

講義終了後の感想交流はとても盛り上がりました(^_^)/

 人間関係にはどんなに親しい間柄でも犯してはならない人権があります。私たちはよく、思い通りにならないことに対してイライラします。バイロン・ケイティ(心理カウンセラー)は、「人は相手を無意識にコントロールしようとするものだ」と言っています。コントロールすることは愛ではなく支配です。自分自身を見つめ、感情・行動をコントロールしてこそ本当の女らしさ・男らしさの発見になるのではないでしょうか。

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