岡山県労働組合会議

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6.29 ピースキャンドルのつどい

と き:2011年6月29日(木)19:00~

ところ:禁酒会館

概 要: 

 66年前の6月29日、岡山は空襲により2000人に及ぶ犠牲者を出しました。岡山ピースキャンドル実行委員会は、犠牲者への鎮魂の意を込めたピースキャンドルの集いを毎年6月29日に行っています。今年は20人の参加があり、参加者全員で犠牲者を追悼しました。

 岡山空襲の紙芝居を行った後に、金重豊子さんから空襲体験の話を聞きました。金重豊子さんは、「空襲の時は必至で逃げました。今のもも太郎通りを必死で走ったのを覚えています。お母さんの後ろについて必死に姉妹たちと逃げ、やっとのことで防空壕までたどり着きました。しかし、先に中に入っていた人に追い出されたことを今でもはっきりと覚えています」と当時の情景と合わせて話し、「私の目の前で焼夷弾の火の粉を浴びた人がいました。水で消火すると、水をかけるだけ燃え広がり本当に恐ろしかったです」と空襲の恐ろしさを話しました。

その後、参加者全員でキャンドルに火をともし、犠牲者に黙祷を捧げました。

真鍋彩紀さんが声明文を読み上げ、「現在、日本政府は憲法9条を改憲し、戦争のできる国になろうとしています。平和な国を誓った日本が同じ悲劇を生み出そうとしているのです。今日私たちは、66年前に起きたことを知ることが出来ました。戦争の体験を語り継いでいくことが、どんな意味をもっているのか考えてみませんか」と戦争の記憶は決して忘れてはならないことを訴えました。

 参加者の中にはチラシを見て来たという人もおり、運動の広がりを感じるピースキャンドルのつどいとなりました。

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