岡山県労働組合会議

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日付 2010年9月21日

とき:2010年9月18日(土)13時~

ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室

概要:県労会議女性部は9月18日(土)午後1時から第15回定期大会を開き38人が参加しました。冒頭、名村議長は、「県労会議女性部の役割は何か?という議論もあるが女性に関わる問題はできるだけ幅広く人を結集して、運動を広げることが大切だ。昨今は人の幸せを羨み、自分の不幸をことさら大きく愚痴る傾向もあるが、そんなことでは女性の権利は向上しない」と厳しくも決意に満ちた挨拶を行いました。大会では医労連や高教組の組合員が女性労働者の現状を紹介しながら発言しました。

大会方針を提起する花田女性部事務局長

提案された議案はココ県労働組合女性部2010、9,18議案378KB

提案され承認された役員役職名(女性部)64KB

討論の後、新しい役員を選出して大会を休会として、簡単なお菓子と飲み物で休憩をしてから講演に入りました。講演では、あさひ法律事務所から原田隆弁護士を招き、「STOPセクハラ・NOパワハラ」というテーマでお話しを聞きました。

2010年度役員の皆さん(左が名村議長、2番目が豊田事務局長)

講演をする原田隆弁護士

原田弁護士は、「裁判所の常識は世間の非常識と言われ、裁判官に世間の常識を分かってもらうことは大切。セクハラ裁判の損害賠償額相場は100万円が基本。行為や言動が社会的見地から不相当とされ、違法と評価しうるほど重大・悪質なものであるか否かで判断される。セクハラ・パワハラと感じたら、まずは職場の委員会や公的な機関、専門医に相談すること。これが裁判になって時に記録として重視される。メモ・日記に取ることも大切。裁判では金銭目的ではなく、被害を分かってもらうようにすること」等の助言を受けました。閉会のあいさつに立った事務局長の豊田さん(高教組)は、「今日の話を活かして、職場からセクハラ・パワハラを一掃しよう」とあいさつしました。

とき:2010年9月17日(金)17時30分~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

 岡山県労会議は9月17日、岡山駅ビックカメラ前で第1回目のディーセントワークデーに取り組みました。この取り組みは全労連が7月の大会で提起したもので、ディーセントワークとは「働きがいのある人間らしい仕事」という意味です。全労連はこれまでにも働くルールの確立、最低賃金引き上げ、労働者派遣法の抜本改正、派遣労働者支援、憲法守れ、女性差別撤廃などの運動を行ってきました。憲法は労働者の働く権利や最低限度の生活や社会保障制度に関する国の義務を定めています。世界的不況が長引く中で、国民の人権が否定され放置されるという異常な事態が続いています。憲法が機能しなくなっている状況下で、ディーセントワークを問い直そうという運動です。17日の夕方5時30分から6人が参加をして、チラシの入ったティッシュを配って宣伝を行いました。

夕暮れ時の茜色に染まった駅前宣伝となりました

 加藤事務局次長は派遣労働者支援の運動から、「社会的に弱い立場の労働者が自己責任の名のもとに働く場所を追い出され、野宿生活を強いられている。派遣労働者支援センターや公的な一時宿泊所はいつも満杯。昨年末は市役所前で派遣村を開設したが、今年も状況は変わっていない。国も対応しているが十分ではない。自治体も含めた支援の体制が必要」と訴えを行いました。宣伝では、「通常国会で継続審議となった労働者派遣法の抜本改正や有期雇用の規制強化」を求めるチラシを帰宅途中の労働者が広げている場面も見られました。聞きなれない言葉に通行人は「なにやっているの?」という顔でしたが、40分間で300枚のチラシを配布できました。

派遣労働者支援センターのチラシあすなろはココシエルターニュース15 新449KB

労働者派遣法の抜本改正・有期雇用規制強化を求めるチラシはココ全労連派遣法版下A340KB

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